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短所をなおすか、長所を伸ばすか、それが問題だ。
今回は「勝者の思考法」二宮清純著 PHP新書 を読んで気になったことをメモしていきたい。
「三原野球と卯木野球を比較したとき、共通点としてよく指摘されることは、『選手の欠点を直して平均化するよりも、長所をの伸ばして武器にしたほうがよい』という考え方である。卯木は変則投法の野茂秀雄や変則打法のイチローを開花させた。巷設にあるようにほかのチームだったらフォーム矯正で二人ともだめにしていただろう。」と書かれていた。
そうよくこのブログでも書かせてもらっているが、とくに軽度で自閉傾向のあるお子さんをお持ちの親御さんは能力の平均化を好む傾向が多いだろう。もちろんそれが間違えとは言い切れない。
しかし、平均化するために、得意なことを強化せず、苦手なことばかり練習や勉強させられたら、自己有能感はまったくなくなってしまうのではないだろうか?
その結果、ある年齢に達すると、多少他人と自分の違いに気がついてきて、自分は違うダメなのかもしれないという自己否定感がどんどん育ってしまう。
もし、得意分野を伸ばしてあげることができれば、野茂やイチローとはいかないかもしれないが、サバン症候群のように、とてつもなく絵が上手かったりし、それで将来食べていけるようになるかも知れない。
ただ、無責任に得意分野を伸ばせとはいいきれない。
それは社会で生きていくためにはある程度のルールとマナーが必要であるのは、周知の事実である。
いくら天才肌だとしても、世間知らずの嫌われ者では、さすがに生きてはいけない。
そのあたりのさじ加減を親御さんはよく見て、お子さんを導いてあげることができればといつも思っている。
*この記事は「教育・学習に関する情報メモ」に記載されていたものをこちらに移設しました。